2019 シャトー ピポー / サンテミリオン  Château Pipeau / Saint Emilion

2019 シャトー ピポー / サンテミリオン Château Pipeau / Saint Emilion

¥6,750
/
税込

引き締まったシルキーなタンニンを持つ耽美的で豊潤な味わい

■生産地■
ボルドー(フランス)

■生産者について■
シャトー・ピポーは、サン・テミリオンから 3 キロ程離れたサン・ローラン・デ・コンブの中心に位置しています。1929 年より続く家族経営のワイナリーで 25 ヘクタールに及ぶ葡萄畑を有し、現在はリシャール・メストルギェム氏が父親からシャトーを受け継ぎ、ワイナリーの経営を担っています。ブドウ栽培は、垣根仕立のギヨー・ドゥーブル方式で剪定し、新芽の 2 つに 1 つは摘み取り、畝の間に雑草を茂らせることで収量を抑え、夏季に葉の間引きを行うことで日当たりと風通しをよくし、区画ごとに丹念にグリーンハーヴェストを行うことで品質の高い葡萄を実らせています。収穫は、熟成具合を見計い、葡萄の実が最も良い状態になった時に厳しく選別を行いながら手摘みで収穫しています。
醸造は、伝統的手法と現代技術を融合させた手法で、熟成用の樽は、一年置きに全て新樽に入れ替えています。近年、シャトー・ピポーのワインは、年々品質が向上していると様々なメディアで高く評価されています。一貫したスタイルで、表情豊かな果実味と芳醇な赤い果実のアロマが溢れ、柔らかく円やかな味わいと余韻は、美しいハーモニーと上質なエレガンスを湛えています。

■商品について■
■テクニカル情報■ 産地:ボルドー右岸サン・テミリオン地区サン・ローラン・デ・コンブ(サン・テミリオン・グラン・クリュ)
品種:メルロ 90%、カベルネ・フラン 5%、カベルネ・ソーヴィニヨン 5% 畑面積:25ha 平均樹齢:40 年
土壌:粘土・石灰質・深く堆積した砂礫 植樹密度:7400 株/ha 平均収量:45hl/ha 年間生産量:平均 14 万本
醸造:果実のアロマを損なわぬようステンレスタンクで低温発酵。1 日に 3~4 回ルモンタージュを施しながら 21 日間のマセラシオンで色素と熟したタンニンを優しく抽出。フレンチ―オークの樽(新樽率 80%)で 12 か月熟成させ、その間 2週間ごとにウィヤージュし、3 ヶ月に 1 度のペースで澱引きを繰り返します。
■2016 ヴィンテージ情報■ 2016 年のボルドーの赤ワインのクオリティは世界中で称賛の的となった。この年は生産量も多く、およそ 7 億 7 千万本のワインが生産された。夏の気候は極めて乾燥し夜間は冷涼で、9 月中旬の雨が幸いして果粒が小さく果皮の厚いよく熟れたブドウを実らせた。この年のボルドーの赤ワインは、豊かなタンニンと高い酸、素晴らしく芳醇で香り豊かなアロマを特徴とする。(ジャンシス・ロビンソン・ヴィンテージレポートより)
★ジェームズ・サックリン 93 点 JamesSuckling.com 2019 年 2 月 3 日 (飲み頃:2022 年以降)黒いベリーと黒鉛のアロマが微かな塩の香りと共にグラスから溢れるように香る。引き締まったシルキーなタンニンを持つフルボディ。ジューシーな後味は耽美的で豊潤な味わい。いつもながらコストパフォーマンスの高さが秀逸である。
★ワインエンスージアスト 89 点 Winemag.com 2017 年 4 月 1 日 (飲み頃:2022 年以降)豊かな黒果実の風味に満ちた丸みのあるワインで、既に柔らかな味わいを湛え、繊細なタンニンが太みのある果実味に程よい切れ味とストラクチャーを添えている。中期的な熟成に向くワインで、恐らく 2022 年頃から飲み頃を迎える。
★パーカーポイント 87-89 点 RobertParker.com #230 2017 年 4 月 28 日 (飲み頃:2019~2029 年)2016 年のピポーは、赤いチェリーと仄かなブルーベリーの香りを伴う非常にピュアでくっきりとしたブーケを備えている。
味わいはミディアムボディで、しなやかなタンニンと適度な酸を湛え、今は僅かにオーキーだが、素晴らしく滑らかなテクスチャーが飲み手を堪らない気持ちにさせる。最高の年となった 2015 年に引き続き、実に見事な出来映えの逸品。
★ワインスペクテーター87 点 WineSpectator.com 2019 年 Web 掲載 (飲み頃:2019~2021 年)温かなモカやとろけるようなリコリス、プラム・ピューレのはっきりとした香りがゆっくりと溶け合いながら香り立つ。くっきりとしたモカのニュアンスが後味にゆったりと広がる。生産量 1 万 2 千ケース。