2022 ヴィレ クレッセ レ ヴェルシェール ヴィエイユ ヴィーニュ Vire Clesse Les Vercherres V.V.

2022 ヴィレ クレッセ レ ヴェルシェール ヴィエイユ ヴィーニュ Vire Clesse Les Vercherres V.V.

¥5,150
/
税込
三ツ星レストランに愛 され続ける美食のパートナー

■生産地■
ブルゴーニュ(フランス)

■生産者について■
メゾン・ヴェルジェの創立者で、後にドメーヌ・リケールを創設したブルゴーニュワイン界の伝説ジャン・リケール。ブルゴーニュの白ワイン最高の造り手として、ジャン・マリー・ギュファンと共に長年ワイン作りに身を投じ、1998年に自らのドメーヌを設立しました。妻レジーヌと最初に決めた方針は、商業的なワインではなく、自分達が食事の時に飲みたいワインを造る事でした。
過剰なまでに多くの手を加え、繊細な味わいを失ってしまうシャルドネが主流となりつつある中で、決して飲み飽きることなく料理の味わいを最大限に引き立ててくれる魔法のようなリケールのワインは、ミシュランガイドで三ツ星に輝く世界のトップクラスのレストランから絶大な信頼を得ています。生産量が限られるため、一般市場では見かけることさえ困難になりつつあります。リケールのワインは、抜栓後時間が経つほど香りや味わいが発展してゆきます。栓を開けて 2~3 時間経過してからが最も飲み頃で、その後 3~5 日は香りも味わいも落ちません。
重すぎず、しっかりした骨格と美しい酸を兼ね備えたユニークなワイン。大きめのグラスで食事と共に味わうことでその真価を発揮します。ブルゴーニュに 4 ヘクタール、ジュラに 6 ヘクタールの自社畑を有し、醸造所はブルゴーニュ南部のマコネ地区とジュラ地方アルボワ村の 2 か所に分かれています。リケールは、自社畑のブドウからワインを作るドメーヌ部門と、他社畑からブドウを購入してワインを作るネゴシアン部門から成り、ネゴシアン物のワインの生産量は、年間 5 万ボトル程。他社畑から購入するブドウも、全て自分たちの手で収穫し、ドメーヌ物と同様の手法で区画ごとに個別醸造し、全て樽で発酵・熟成させます。ドメーヌ物とネゴシアン物は、ラベルの色で識別できます。緑のラベルは自社畑のブドウから作るドメーヌ・リケール、赤茶色のラベルは他社畑のブドウから作るメゾン・リケールのワインです。
2013 年、ジャン・リケールは、自社畑とネゴシアンの事業を、最高のワインを作る独自のノウハウと共に、現オーナーであるフローラン・ルーヴに引き継ぐ決意をしました。ジュラでワイン造りの経験を磨いてきたフローラン・ルーヴは、2012 ヴィンテージよりジャンと共にワインの共同生産を始め、厳しい収量制限や手摘みの収穫、長時間かけて優しく丁寧に行う圧搾、天然酵母による自然発酵、長期間にわたるシュールリー熟成など、長年培ってきた門外不出の醸造技術の全てをジャン・リケールより受け継ぎました。
■フローラン・ルーヴ ― リケールの新経営者にして新進気鋭の醸造家 ―■
ブルゴーニュのマコネとジュラの 2 か所にセラーを構え、この 2 つの地からワインを産するリケールは、鋭い観察眼を持つルーヴの指揮の下、更なる飛躍を遂げ、新たな高みに到達している。リケールワインの名声を確固たるものとした人の手による介入を最小限に抑えたワイン造り―厳しい収量制限、手作業での収穫、長い時間をかけて優しく丁寧に行う圧搾、天然酵母による自然発酵、バトナージュを行わない長期樽熟成といった手法とノウハウを順守してきた。ルーヴが目指すのは、それぞれの品種が持つユニークな個性と、個々のテロワールの持ち味を最も自然体に近い手法でワインの味わいに余すところなく表現することだ。(ワイン・エンスージアスト 2017 年 4 月 7 日掲載記事より)

■商品について■
【辛口/白】 産地:マコネ地区モンベレ村 品種:シャルドネ100% 平均樹齢:38年 Alc:13% 土壌:バジョジアン期の石灰岩・粘土質土壌 醸造:除梗せず房ごと空圧でやさしく圧搾。土着酵母で自然発酵。100%マロラクティック発酵。重さを出さずにワイン本来のピュアな味わいを保つため、澱引き・バトナージュは一切せず11ヶ月間シュールリー熟成。無清澄で瓶詰。樽の比率:6-15年物:60%、2-5年物:40%(新樽不使用)
■コメント■ レピネは、AOC ヴィレ・クレッセの北部に位置するモンベレ村の単一畑で、丘裾に広がる東向きの斜面は、一日中日の当たる日照量の豊かな土地で、精巧なストラクチャーと濃厚なアロマ、豊かなミネラル感を特徴とするエレガントで素晴らしくバランスのとれた味わいの白ワインを生みます。
★バーグハウンド 88 点:円やかな味わいの中にも見事なフレッシュ感を備えた心地よく非常に魅力的な風味を持つミディアムボディ。 余韻が長く、後味に樽のニュアンスが穏やかに広がってゆく。≪飲み頃:2023+年|#84/2021/10/10 掲載≫