2022 ガヴィ アルボリーナ Gavi Alborina
¥3,750
/
税込
ヨーロッパでも最古の歴史を誇るスピノラ家のビオワイン
■生産地■
ピエモンテ(イタリア)
■生産者について■
北イタリアのピエモンテ南東部に位置するガヴィは、赤ワインが有名なピエモンテでは珍しく知名度の高い白ワインの銘醸地で、魚やシーフード、野菜料理と抜群の相性を持ちます。粘土石灰質に凝灰岩が混ざるガヴィの丘陵地帯は、地中海の影響を受ける温暖な気候で、コルテーゼがよく熟し、酸のしっかりとしたエレガントな味わいの白ワインを生みます。そのガヴィの優良生産者の 1 つがカステッロ・ディ・タッサローロです。
カステッロ・ディ・タッサローロは、ガヴィの中心地にあるタッサローロのコミューンにシャトーを構える欧州でも最も古い歴史を持つカンティーナの 1 つで、有機栽培認定を受けた 20 ヘクタールのブドウ畑が、カンティーナを取り囲むようにして広がっています。1367 年からこのブドウ園を所有するスピノラ家は、正統な貴族の血筋で、一族の起源は 8 世紀まで遡ります。中世には、メディチ家と肩を並べる程に有力な貴族で、祖先の中には、コロンブスの新大陸発見の旅に多額の資金援助をした者もいました。シャトーは、西暦 250 年に建立されたローマ式の建造物で、ルネッサンスの時代を中心に何度も増築と改築を重ね
てきました。
先代のラオロ・スピノーラ侯爵は、元映画監督というユニークな経歴の持ち主でしたが、侯爵が亡くなり、娘のマッシミリアーナ夫妻がカンティーナの経営を引き継いだ頃からビオディナミに移行し、2008 ヴィンテージからイタリアの公的認証機関 BIOS より、正式に有機認証を受けています。畑造りは、数々のワイナリーでコンサルタントを務めるヴィンチェンツォ・ムニのアドバイスの下、マッシミリアーナと夫ヘンリーが行います。ビオディナミ農法に移行した後、悪いブドウが実ることは、ほぼ皆無となりました。
■テクニカル情報■ カンティーナの所在地:イタリア北部ピエモンテ州タッサローロ 作付面積:白ワイン 17ha、赤ワイン 2.5ha
栽培品種:コルテーゼ・ディ・ガヴィ、バルベーラ、カベルネ・ソーヴィニョン(ごく一部) ビオディナミ栽培移行:2006 年より。
【取得認証】:オーガニック認証、ビオディナミ認証、ヴィーガン認証(卵白・動物性油共に不使用)
【栽培】:肥料は、主に緑肥と自家製の堆肥を組み合わせ、土を無理やり押さえつけず、馬を使って畑を耕すことで、極めて良質な土壌が育ちます。ビオディナミ農法の最大のメリットは、この良質な土壌の育成にあります。緑肥とは、植物を枯らしたり、腐らせたりせず、そのまま土壌にすき込んで肥料とすることで、土壌の流出や養分の溶脱を防ぎ、水分の蒸発にも作用します。ワイン用ブドウの栽培では、この緑肥の生成にブドウの搾りかすを用います。有機肥料のみを使用することにより、土中の微生物の働きが活発となり、良質な土壌から、健康状態の良い上質なブドウが育ちます。全ての農作業は、ビオディナミのカレンダーに忠実に従って行われます。
【醸造】:醸造家ヴィンチェンツォ・ムニと助手のミリ・ヴェッリが醸造を担当。ワイン造りで最も大切にしている方針は、最高の官能特性を持つ上質なワインを造ること。収穫は 9 月末頃までブドウがよく熟すのを待ってから手作業で遅摘みし、低温で軽くマセラシオンさせた後、マストの量が通常搾汁可能な量の 60%以下になるよう優しく圧搾することで、本来の独特な持ち味を最大限に引き出しています。発酵は、天然酵母でゆっくりと時間をかけて自然発酵させ、SO2 の使用は最小限に留めています。
■2020 年ヴィンテージ情報■ 2020 年は、概して例年より温暖な気候であったため、ブドウの生育は順調に進み、収穫が早まりました。4 月まで暖かく乾燥した気候が続きましたが、以降は雨が多く、ウドンコ病が発生した地域もありました。8 月、9 月は素晴らしい天候に恵まれ、昼夜の寒暖差によりブドウは豊かなアロマ成分を蓄えることができました。収穫したブドウは、アロマ、バランス、ストラクチャーのどれをとっても申し分のない品質で、素晴らしいワインになることが期待されています。
■商品について■
ワイナリーで最も古い単一畑アルボリーナから収穫したコルテーゼを 100%使用。マストの一部をフレンチオークの樽で熟成させたアルボリーナは、15 年程の長期熟成が効くスタイリッシュなワインで、その長期熟成力と食事との相性の良さは、赤ワインと肩を並べる程です。栽培~瓶詰まで 100%ハンドメイドで作られます。
【辛口/白】 産地:イタリア北部/ピエモンテ南東部/DOCGガヴィ/タッサローロ 品種:コルテーゼ 100% Alc:13%前後 栽培:
有機栽培(※ビオロジック公式認定) 畑:最も古い単一畑 畑の標高:300m 土壌:緑肥を用いたビオディナミ栽培により、豊富な有機物質を含んだ粘土とシルトの混じる泥炭質土壌 年間生産量:約 6,000 本
【醸造方法】:ブドウは、小さなカゴを用いて全て手作業で遅摘みし、優しく圧搾。軽く清澄した後、単一畑から厳選された天然酵母を利用し、ステンレスタンクでゆっくりと自然発酵させます。アルコール分が 5%になった時点で、マストの一部をバリック(木樽)に移し替えます。デブルバージュにより、自然にタンク/樽の底に沈んだ大きな澱を取り除き、数ヶ月熟成させます。バリックとステンレスタンクを併用することで、快活さとエレガントさを兼ね備えた味わいに仕上がります。
■コメント■ 仄かなイエロー・グリーンの色合いを帯びた濃厚な麦わら色。繊細な樽香を伴う濃厚で複雑なアロマが香ります。エレガントさと凝縮感、心地よさを感じる贅沢な味わいです。素晴らしい余韻がどこまでも続きます。
■相性料理■ 食前のアペリティフとしても秀逸ですが、実に様々な料理と良く合い、肉料理や魚料理、チーズ、パスタ、リゾット、野菜料理と
合わせれば抜群の相性です。15~20 年程の熟成が効く寿命の長いビオワインです (提供温度:10-11℃)
■生産地■
ピエモンテ(イタリア)
■生産者について■
北イタリアのピエモンテ南東部に位置するガヴィは、赤ワインが有名なピエモンテでは珍しく知名度の高い白ワインの銘醸地で、魚やシーフード、野菜料理と抜群の相性を持ちます。粘土石灰質に凝灰岩が混ざるガヴィの丘陵地帯は、地中海の影響を受ける温暖な気候で、コルテーゼがよく熟し、酸のしっかりとしたエレガントな味わいの白ワインを生みます。そのガヴィの優良生産者の 1 つがカステッロ・ディ・タッサローロです。
カステッロ・ディ・タッサローロは、ガヴィの中心地にあるタッサローロのコミューンにシャトーを構える欧州でも最も古い歴史を持つカンティーナの 1 つで、有機栽培認定を受けた 20 ヘクタールのブドウ畑が、カンティーナを取り囲むようにして広がっています。1367 年からこのブドウ園を所有するスピノラ家は、正統な貴族の血筋で、一族の起源は 8 世紀まで遡ります。中世には、メディチ家と肩を並べる程に有力な貴族で、祖先の中には、コロンブスの新大陸発見の旅に多額の資金援助をした者もいました。シャトーは、西暦 250 年に建立されたローマ式の建造物で、ルネッサンスの時代を中心に何度も増築と改築を重ね
てきました。
先代のラオロ・スピノーラ侯爵は、元映画監督というユニークな経歴の持ち主でしたが、侯爵が亡くなり、娘のマッシミリアーナ夫妻がカンティーナの経営を引き継いだ頃からビオディナミに移行し、2008 ヴィンテージからイタリアの公的認証機関 BIOS より、正式に有機認証を受けています。畑造りは、数々のワイナリーでコンサルタントを務めるヴィンチェンツォ・ムニのアドバイスの下、マッシミリアーナと夫ヘンリーが行います。ビオディナミ農法に移行した後、悪いブドウが実ることは、ほぼ皆無となりました。
■テクニカル情報■ カンティーナの所在地:イタリア北部ピエモンテ州タッサローロ 作付面積:白ワイン 17ha、赤ワイン 2.5ha
栽培品種:コルテーゼ・ディ・ガヴィ、バルベーラ、カベルネ・ソーヴィニョン(ごく一部) ビオディナミ栽培移行:2006 年より。
【取得認証】:オーガニック認証、ビオディナミ認証、ヴィーガン認証(卵白・動物性油共に不使用)
【栽培】:肥料は、主に緑肥と自家製の堆肥を組み合わせ、土を無理やり押さえつけず、馬を使って畑を耕すことで、極めて良質な土壌が育ちます。ビオディナミ農法の最大のメリットは、この良質な土壌の育成にあります。緑肥とは、植物を枯らしたり、腐らせたりせず、そのまま土壌にすき込んで肥料とすることで、土壌の流出や養分の溶脱を防ぎ、水分の蒸発にも作用します。ワイン用ブドウの栽培では、この緑肥の生成にブドウの搾りかすを用います。有機肥料のみを使用することにより、土中の微生物の働きが活発となり、良質な土壌から、健康状態の良い上質なブドウが育ちます。全ての農作業は、ビオディナミのカレンダーに忠実に従って行われます。
【醸造】:醸造家ヴィンチェンツォ・ムニと助手のミリ・ヴェッリが醸造を担当。ワイン造りで最も大切にしている方針は、最高の官能特性を持つ上質なワインを造ること。収穫は 9 月末頃までブドウがよく熟すのを待ってから手作業で遅摘みし、低温で軽くマセラシオンさせた後、マストの量が通常搾汁可能な量の 60%以下になるよう優しく圧搾することで、本来の独特な持ち味を最大限に引き出しています。発酵は、天然酵母でゆっくりと時間をかけて自然発酵させ、SO2 の使用は最小限に留めています。
■2020 年ヴィンテージ情報■ 2020 年は、概して例年より温暖な気候であったため、ブドウの生育は順調に進み、収穫が早まりました。4 月まで暖かく乾燥した気候が続きましたが、以降は雨が多く、ウドンコ病が発生した地域もありました。8 月、9 月は素晴らしい天候に恵まれ、昼夜の寒暖差によりブドウは豊かなアロマ成分を蓄えることができました。収穫したブドウは、アロマ、バランス、ストラクチャーのどれをとっても申し分のない品質で、素晴らしいワインになることが期待されています。
■商品について■
ワイナリーで最も古い単一畑アルボリーナから収穫したコルテーゼを 100%使用。マストの一部をフレンチオークの樽で熟成させたアルボリーナは、15 年程の長期熟成が効くスタイリッシュなワインで、その長期熟成力と食事との相性の良さは、赤ワインと肩を並べる程です。栽培~瓶詰まで 100%ハンドメイドで作られます。
【辛口/白】 産地:イタリア北部/ピエモンテ南東部/DOCGガヴィ/タッサローロ 品種:コルテーゼ 100% Alc:13%前後 栽培:
有機栽培(※ビオロジック公式認定) 畑:最も古い単一畑 畑の標高:300m 土壌:緑肥を用いたビオディナミ栽培により、豊富な有機物質を含んだ粘土とシルトの混じる泥炭質土壌 年間生産量:約 6,000 本
【醸造方法】:ブドウは、小さなカゴを用いて全て手作業で遅摘みし、優しく圧搾。軽く清澄した後、単一畑から厳選された天然酵母を利用し、ステンレスタンクでゆっくりと自然発酵させます。アルコール分が 5%になった時点で、マストの一部をバリック(木樽)に移し替えます。デブルバージュにより、自然にタンク/樽の底に沈んだ大きな澱を取り除き、数ヶ月熟成させます。バリックとステンレスタンクを併用することで、快活さとエレガントさを兼ね備えた味わいに仕上がります。
■コメント■ 仄かなイエロー・グリーンの色合いを帯びた濃厚な麦わら色。繊細な樽香を伴う濃厚で複雑なアロマが香ります。エレガントさと凝縮感、心地よさを感じる贅沢な味わいです。素晴らしい余韻がどこまでも続きます。
■相性料理■ 食前のアペリティフとしても秀逸ですが、実に様々な料理と良く合い、肉料理や魚料理、チーズ、パスタ、リゾット、野菜料理と
合わせれば抜群の相性です。15~20 年程の熟成が効く寿命の長いビオワインです (提供温度:10-11℃)