2022 ロナン バイ クリネ ブラン/ボルドー Ronan by Clinet Blanc/Bordeaux

■生産地■
ボルドー（フランス）

■生産者について■
ワイン・アドヴォケートでパーカーポイント 100 点満点の評価を叩き出したポムロールの雄、シャトー・クリネ。そのシャトー・クリネの現当主ロナン・ラボルドがリーズナブルでクオリティの高い新たなボルドーワインのジャンルを確立すべく、2009 年に自身の名前を冠して立ち上げたワイン・ブランドがロナン・バイ・クリネです。
メルロ 100％の赤ワインは、ジロンド川右岸のコート・ド・ボルドー、コート・ド・カスティヨン、コート・ドブールの畑から収穫し、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンをブレンドして造る白ワインは、ソーテルヌとサン・テミリオンの間に広がるジロンド川流域の畑から収穫したブドウをシャトー・クリネの醸造チームが厳選し、ポムロールのワイナリーで醸造しています。2015 年には、ポムロールの中心部にロナン・バイ・クリネの醸造を専門とする新たな醸造所が増設され、各畑から収穫されたブドウの入荷から瓶詰めまでを一貫して担っています。日常的に楽しめるフレッシュでフルーティな味わいで、若いうちから飲みやすく、数年間の熟成が効くしっかりとした骨格を備えたバリュー・ボルドーです。

■商品について■
サクラ・ワイン・アワード金賞受賞ワイン！（受賞年：2016 年 / 受賞ヴィンテージ：2014VT) ソーテルヌとサン・テミリオンの間に位置する、ジロンド川流域で最も標高の高い高地に広がるブドウ畑は、粘土・石灰岩質の土壌、良好な日当たり、標高 145M の高地という好条件が相まって、魅惑的でフレッシュなアロマを湛えたユニークな白ワインを生み出します。
■テクニカル情報■ 産地：ボルドー地区ジロンド川流域ソーテルヌとサン・テミリオンの間 （AOC ボルドー） 畑の標高：145m
品種：ソーヴィニヨン・ブラン(主体)、セミヨン（少量） アルコール：13％前後 栽培：サステナブル農法 ※スクリューキャップ仕様
醸造：スキンコンタクトと 16-18℃の低温でのアルコール発酵を経てステンレスタンクで熟成 サーブの適温：10-12℃（軽く冷やす）
■コメント■ 鮮やかに美しく輝く金色が上質なワインであることを物語っています。仄かな柚子、グレープフルーツ、白い花、パッションフルーツのアロマが途切れなく続きます。複雑味のあるフレッシュでエレガントなワインで、柑橘系果実や果肉の白い果実、温かなスパイスの風味が口内いっぱいに広がります。肉厚でいてシャープな酸を湛えたクリーンな味わいです。アペリティフに最適ですが、パスタや魚料理、鶏肉のグリルやソース和え、チーズなどと合わせても最高の相性です。
■2018 ヴィンテージ情報■ ボルドーの 2018 年は、最高品質のワインに事欠かない卓越したヴィンテージとして記憶されるでしょう。冬から春にかけて多雨多湿な天候が続き、ベト病の被害がここ数十年で最も猛威を振るいました。5 月と 7 月に降った雹がボルドーの一部の地域に被害をもたらしましたが、5 月から 6 月にかけての開花は至って好ましいものでした。6 月下旬から 7 月初旬にブドウの生育に十分な量の雨が降り、その後は日照量が高く乾燥した極めて理想的な夏の気候が 7 月初旬から 10 月初旬まで続きました。これは極めて珍しく、この非常に長く続いた晴天により、収穫期にはブドウが腐敗するリスクもストレスもなく、非常に良質な白ワインが造られた素晴らしくポテンシャルの高いヴィンテージとなりました。