プラン ペゴー  Plan Pégau (2018, 2019, 2020)

プラン ペゴー Plan Pégau (2018, 2019, 2020)

¥3,080
/
税込
トップ生産者が生み出す荘厳なクラシックワイン

■生産地■
ローヌ(フランス)

■生産者について■
どんな年でも最高のシャトーヌフ・デュ・パプを造る事で知られる五つ星生産者ドメーヌ・デュ・ペゴー。「シャトーヌフ・デュ・パプで最も偉大で荘厳、古典的でしっかりとしたコクがあり、卓越した濃縮感を持つ超大作」と、ロバート・パーカーJr.が大絶賛し、日本国内外で人気を博するワイン漫画「神の雫」で第 3 の使徒として紹介されたトップ・キュヴェのダ・カーポが 4 ヴィンテージ連続でパーカーポイント 100 点を獲得するという驚異の造り手です。現在は、ローランス・フェローが女当主を務め、父のポールと共にドメーヌの運営を担っています。フェロー家の祖先は、1670 年からこの地域に居住し、オリーブやチェリーと共にブドウを栽培し始め、1733 年にはワイン作りをしていた記録が残るシャトーヌフ・デュ・パプでも最古の生産者の 1 つです。
かつては、生産したワインの殆どを樽のままネゴシアンに売却していました。大学で醸造学と経営学を修めたローランス・フェローがドメーヌで父親のポールを補佐するようになった 1987 年より、ドメーヌとして本格的にボトル詰めを開始し、最高のローヌワインを作るトップ生産者として瞬く間に華麗な成長を遂げます。1989 年に最新の設備を備えた醸造所とセラーを構え、1992 年以降は、著名なテイスター、ワイン・アドヴォケートなどの専門誌、数々のコンテストで高い評価を得、広くその名を知られるようになり、現在、シャトーヌフ・デュ・パプで 21 ヘクタール程の畑を所有し、伝統的な醸造手法で品質に一切妥協のない凝縮感のあるシャトーヌフ・デュ・パプを生み出しています。
収穫は全て手摘みで厳しく選別し、房ごと破砕して圧搾。大型のフードルで熟成する昔ながらの手法を守っています。シャトーヌフ・デュ・パプに所有する 21 ヘクタールの畑のうち、赤ワイン品種の栽培に 19.5 ヘクタール、白ワイン品種に 1.5 ヘクタールを使用。トップ・キュヴェは、最良の区画で採れた果実のみを厳選し、極めて高い品質を維持しています。

■商品について■
シングルヴィンテージ・ワインをブレンドして造られたワイン。伝統的な手法を守り、テロワールの持ち味を最大限に生かした味わいが特徴的です。
【辛口/赤】 品種:シラー30%、グルナッシュ 30%、メルロ 20%、他 20% 土壌:粘土質 Alc.14% 醸造:房ごと圧搾した後 10 日間
マセラシオン。温度管理せず野生酵母で自然発酵させた後、コンクリートタンクと 5 年物の樽で 1~3 年熟成。
■コメント■ 色合いは、仄かにオレンジ色を帯びた鮮やかなレッド。赤果実とスパイスのアロマが香ります。エレガントで複雑味があり、長い余韻が印象的。3~5 年程寝かせることで、テロワールを活かしたペゴーならではの味わいが引き出されます。タイムなどスパイスで香りづけした赤身肉のグリル、ジビエなどと最高の相性です。(sサーブの適温:17℃)
(VT 15’ 16’ 17’)★パーカーポイント 90 点:フェロー家のヴァン・ド・フランス・プラン・ペゴー・ロット#15-16-17 は、シャトーヌフ・デュ・パプの外にペゴーが所有する畑から収穫されたマルチ・ヴィンテージ・ブレンドで、セパージュには、メルロやカベルネ・ソーヴィニヨンといったローヌのアペラシオンの規格から外れる品種が含まれているが、アペラシオンの主要品種であるグルナッシュとシラーもそれぞれ 1/3 ずつ使用している。フローラルでハーバルなニュアンスが力強く感じられ、時折表れるなめし皮的な要素は、如何にもペゴーのワインならでは。黒果実を思わせるシルキーで重層的な果実味に、ドライで旨味のある後味。ペゴーのスタイルに興味はあるが、フラッグシップのシャトーヌフ・デュ・パプにはなかなか手が出ないふところ事情を持つ読者にとって、プラン・ペゴーはまさに打ってつけのワインと言える。≪飲み頃:2020–2025 年|2020/10/31 掲載≫