2023 ブレカ ロゼ / ビーノ デ アラゴン Breca Rose / Vino de Aragón
¥3,100
/
税込
古樹のガルナッチャが醸す複雑で重厚な味わい
■生産地■
アラゴン(スペイン)
■生産者について■
■テクニカル情報■ ボデガ所在地:スペイン北東部アラゴン州サラゴサ県ムネブレガ D.O.:カラタユド 設立:2010年 栽培品種:ガルナッチャ
畑面積:計269ha 畑の標高:800-1000m 気候:極端な大陸性気候(昼夜の寒暖差が極めて激しく、雨が少なく乾燥し、干ばつが頻繁に起きる)
土壌:カンブリア紀~シルリア紀の粘板岩・石英土壌の一部を中生代の薄い石灰土が覆う 栽培:ゴブレ方式・株仕立て/乾地農法・有機栽培
◆カラタユドのテロワール◆ イベリコ山系の高所にブドウ畑が点在するカラタユド(昔この地を本拠地にしていたイスラム教徒の城「カラト・アユブ」に由来)は、ガルナッチャの産地としてスペインで最も標高が高く、独特な地理条件と気候がユニークな表現力を持つ卓越したガルナッチャを生みます。平時で10℃、夏には最大で25℃にも及ぶ昼夜の激しい気温差がワインに深みのある色味と果実味を与え、鉄分を豊富に含んだ赤色粘板岩、粘土質のローム層、砂、石英、黒色粘板岩などから成る多様性に富んだカラタユドの土壌が非常に豊かで独特なミネラル香を与えます。
ボデガス・ブレカは、カラタユド地区のムネブレガ村郊外にあり、ケルト・イベリア人の古代都市ムンドブリガがこの村発祥の地とされています。総面積269ヘクタールのブドウ畑は、パルドス山とペニャ・ブランカ山の間の渓谷地帯にあり、標高800~1000mの急斜面(最も険しい場所で65度の勾配)に樹齢100年以上の区画を含む古樹のガルナッチャが育ちます。土壌は、主に粘板岩が分解して出来た粘板岩・石英質土壌と、場所により赤色の粘板岩や砂利、石灰岩、粘土、砂などを含有する鉄分の豊富な土壌で、雨の少ない地域で十分な水分を地中に蓄えることが出来るため、灌漑の必要がありません。気候は昼夜の寒暖差が極端に激しい大陸性気候で、夏は29℃まで気温が上がりますが、高地のため夜間は極めて冷涼で、雨が少ないため日照時間が長く乾燥し、干ばつが起きやすいのが特徴です。
◆ガルナッチャ・デ・アラゴン◆ ガルナッチャ・デ・アラゴンは、ガルナッチャ(フランスでは「グルナッシュ」)のクローンとして世界最古のブドウ品種であり、7世紀にスペインの北東部(現在のアラゴン州)で初めて栽培され、中世に地中海沿岸の全域を支配したアラゴン王国によって地中海沿岸地域に広まったと言われています。ボデガス・ブレカは、スペインで最高のガルナッチャを生産することを目標に2010年に設立されました。ガルナッチャ・デ・アラゴンは、非常に生育期間が長いため、非常に遅熟の品種で、高地ゆえの極端な寒暖差と地質年代の古い土壌、雨天が少なく日照量の多い乾燥した気候条件を持つカラタユドのユニークなテロワールは、この遅熟の品種の栽培に理想的な生育環境をもたらします。夏には、一日のうちに4℃~29℃まで気温が変動することもしばしばあり、昼間の暑さでブドウの実はよく熟し、夜の冷涼な気候の下で高い酸を蓄えます。このような気候条件は、美しくバランスのとれた秀逸なワインを生み出します。
ホルヘ・オルドニェスは、1990年代に高品質なガルナッチャ100%のワインを初めて米国市場へ売り出したパイオニア的存在で、当時、ガルナッチャはスペインで最も広く栽培されていた品種でしたが、当時の米国市場で入手出来たスペインの赤ワインは、テンプラニーリョが主体のものが殆どでした。樹齢の古いガルナッチャの持つクオリティの高さとそのワインの秀逸さに着目したオルドニェスは、古樹のガルナッチャ100%で造られるセンセーショナルなワインを国際市場へ投入し、その存在を世界に知らしめました。
■商品について■
伝統的な乾地農法・ゴブレ方式の株仕立てで有機栽培されるガルナッチャを100%使用したセニエのロゼです。ブドウ栽培は、全て手作業で行われ、人的干渉を最小限に抑え、可能な限り自然に近い状態で栽培しています。発酵途中で軽く色づき始めた赤ワインの樽から果汁を抜き取るため、やや鮮やかな色味を湛え、繊細でフローラルなアロマを特徴とするエレガントなロゼに仕上がります。
■テクニカル情報■ 品種:ガルナッチャ100% 植樹:1945-1970年 畑面積:151ha(カラタユド南部の山岳地帯にある複数区画) 標高:800-1000m 土壌:カンブリア紀~シルリア紀の粘板岩・石英質土壌の一部を中生代の薄い石灰質土壌が覆う
醸造:容量20キロのバスケットを使い手摘みで収穫。セニエ法で発酵中の軽く色付き始めた赤ワインのタンクから果汁を抜き、天然酵母を利用してステンレスタンクとコンクリートタンクで自然発酵させ、ステンレスタンクで2カ月シュールリー熟成。タンクでデブルバージュして自然な透明度を出し、瓶詰前に軽くろ過。年間生産量:約15,000ケース
2020VT★ジェームズ・サックリン90点:外観は、淡い銅色。 レモンの皮、ピンクグレープフルーツ、アプリコット、ハーブのアロマが香り立つ。 フルボディで、リッチでクリーミーな口当たりとキリッとした酸が特徴。重厚感のあるフィニッシュ。今が飲み頃。≪2021/10/14掲載≫
2020VT他誌評価:★ワイン・スペクテーター89点 ★ギアペニン89点
■生産地■
アラゴン(スペイン)
■生産者について■
■テクニカル情報■ ボデガ所在地:スペイン北東部アラゴン州サラゴサ県ムネブレガ D.O.:カラタユド 設立:2010年 栽培品種:ガルナッチャ
畑面積:計269ha 畑の標高:800-1000m 気候:極端な大陸性気候(昼夜の寒暖差が極めて激しく、雨が少なく乾燥し、干ばつが頻繁に起きる)
土壌:カンブリア紀~シルリア紀の粘板岩・石英土壌の一部を中生代の薄い石灰土が覆う 栽培:ゴブレ方式・株仕立て/乾地農法・有機栽培
◆カラタユドのテロワール◆ イベリコ山系の高所にブドウ畑が点在するカラタユド(昔この地を本拠地にしていたイスラム教徒の城「カラト・アユブ」に由来)は、ガルナッチャの産地としてスペインで最も標高が高く、独特な地理条件と気候がユニークな表現力を持つ卓越したガルナッチャを生みます。平時で10℃、夏には最大で25℃にも及ぶ昼夜の激しい気温差がワインに深みのある色味と果実味を与え、鉄分を豊富に含んだ赤色粘板岩、粘土質のローム層、砂、石英、黒色粘板岩などから成る多様性に富んだカラタユドの土壌が非常に豊かで独特なミネラル香を与えます。
ボデガス・ブレカは、カラタユド地区のムネブレガ村郊外にあり、ケルト・イベリア人の古代都市ムンドブリガがこの村発祥の地とされています。総面積269ヘクタールのブドウ畑は、パルドス山とペニャ・ブランカ山の間の渓谷地帯にあり、標高800~1000mの急斜面(最も険しい場所で65度の勾配)に樹齢100年以上の区画を含む古樹のガルナッチャが育ちます。土壌は、主に粘板岩が分解して出来た粘板岩・石英質土壌と、場所により赤色の粘板岩や砂利、石灰岩、粘土、砂などを含有する鉄分の豊富な土壌で、雨の少ない地域で十分な水分を地中に蓄えることが出来るため、灌漑の必要がありません。気候は昼夜の寒暖差が極端に激しい大陸性気候で、夏は29℃まで気温が上がりますが、高地のため夜間は極めて冷涼で、雨が少ないため日照時間が長く乾燥し、干ばつが起きやすいのが特徴です。
◆ガルナッチャ・デ・アラゴン◆ ガルナッチャ・デ・アラゴンは、ガルナッチャ(フランスでは「グルナッシュ」)のクローンとして世界最古のブドウ品種であり、7世紀にスペインの北東部(現在のアラゴン州)で初めて栽培され、中世に地中海沿岸の全域を支配したアラゴン王国によって地中海沿岸地域に広まったと言われています。ボデガス・ブレカは、スペインで最高のガルナッチャを生産することを目標に2010年に設立されました。ガルナッチャ・デ・アラゴンは、非常に生育期間が長いため、非常に遅熟の品種で、高地ゆえの極端な寒暖差と地質年代の古い土壌、雨天が少なく日照量の多い乾燥した気候条件を持つカラタユドのユニークなテロワールは、この遅熟の品種の栽培に理想的な生育環境をもたらします。夏には、一日のうちに4℃~29℃まで気温が変動することもしばしばあり、昼間の暑さでブドウの実はよく熟し、夜の冷涼な気候の下で高い酸を蓄えます。このような気候条件は、美しくバランスのとれた秀逸なワインを生み出します。
ホルヘ・オルドニェスは、1990年代に高品質なガルナッチャ100%のワインを初めて米国市場へ売り出したパイオニア的存在で、当時、ガルナッチャはスペインで最も広く栽培されていた品種でしたが、当時の米国市場で入手出来たスペインの赤ワインは、テンプラニーリョが主体のものが殆どでした。樹齢の古いガルナッチャの持つクオリティの高さとそのワインの秀逸さに着目したオルドニェスは、古樹のガルナッチャ100%で造られるセンセーショナルなワインを国際市場へ投入し、その存在を世界に知らしめました。
■商品について■
伝統的な乾地農法・ゴブレ方式の株仕立てで有機栽培されるガルナッチャを100%使用したセニエのロゼです。ブドウ栽培は、全て手作業で行われ、人的干渉を最小限に抑え、可能な限り自然に近い状態で栽培しています。発酵途中で軽く色づき始めた赤ワインの樽から果汁を抜き取るため、やや鮮やかな色味を湛え、繊細でフローラルなアロマを特徴とするエレガントなロゼに仕上がります。
■テクニカル情報■ 品種:ガルナッチャ100% 植樹:1945-1970年 畑面積:151ha(カラタユド南部の山岳地帯にある複数区画) 標高:800-1000m 土壌:カンブリア紀~シルリア紀の粘板岩・石英質土壌の一部を中生代の薄い石灰質土壌が覆う
醸造:容量20キロのバスケットを使い手摘みで収穫。セニエ法で発酵中の軽く色付き始めた赤ワインのタンクから果汁を抜き、天然酵母を利用してステンレスタンクとコンクリートタンクで自然発酵させ、ステンレスタンクで2カ月シュールリー熟成。タンクでデブルバージュして自然な透明度を出し、瓶詰前に軽くろ過。年間生産量:約15,000ケース
2020VT★ジェームズ・サックリン90点:外観は、淡い銅色。 レモンの皮、ピンクグレープフルーツ、アプリコット、ハーブのアロマが香り立つ。 フルボディで、リッチでクリーミーな口当たりとキリッとした酸が特徴。重厚感のあるフィニッシュ。今が飲み頃。≪2021/10/14掲載≫
2020VT他誌評価:★ワイン・スペクテーター89点 ★ギアペニン89点